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ペット多頭飼いゴミ屋敷の実態【アニマルホーディング】

ゴミ屋敷・汚部屋
2019年06月05日

ゴミ部屋片付け中に部屋から猫の遺体

ある日こんな依頼があった。

・場所は中野区の西武線都立家政近くの1LDKマンション
・ひどいゴミ部屋で約半年前からそこに住んでない
・必要なモノは少しある
・近所から苦情が来てるので早目がいい
・自身は仕事で立ち会えない、お金は先に振り込む


ざっとこんなディティールです、近所から苦情が来るレベルのゴミ部屋ということはそれなりの状態だろうか?しかも、かなり急いでるらしく今から暫定金額を入れるのですぐにでもやってほしいという焦りよう。

入金確認が済み次の日に作業日を設定し数名を引き連れ現地に到着した、ドアを開けるとすごくひどいという感じでもなく申告通り3年前後のゴミ部屋の見慣れた光景、ゴミ臭に混じって猫臭も感じることからペットを飼っていたようだ。

依頼人もいないしピックアップする物もはっきりしてたので淡々と作業を進めた、そんな中奥のほうでスタッフの悲鳴があがった、どうした?と近くに行って指さす方向を見るとなんと白骨化した猫の遺体!

こんなことは聞いてない!

なんとなくイヤな予感がして他の場所をくまなく見るとフライドチキンの骨みたいなものが転がっている、よく見ると毛がついてる。
少なくとも2頭の猫がいて餌がなくなり共食いをしたフライドチキンのように骨だけになった子が最初に亡くなり原型を留めてた子は後で亡くなったという感じか。

ペット系ゴミ屋敷片付け

このような場合は即作業を中止し事実確認をする必要があります、依頼者に電話するもなかなか出ない、こっちも怒りが頂点に達し何度も何度もリダイヤルする。
たぶんこの事態を予測している、だから出ないのだ。でも絶対許さない

しばらくして折り返しが鳴った、怒りを抑えながら猫の遺体があったこと、このままじゃ作業を進められないので今からすぐに来るよう強く言うといかにもシブシブという感じで「わかりました」と言ったのです。

1時間ほどで依頼者登場、声の印象より若い。

玄関の前に立ち「すみません」とだけ言う「何がすみません?」「誰に謝ってんの?」なんとも言えない気持ちを抱えたスタッフがそれぞれに言葉をぶつける。
「俺らに謝っても仕方ない、この子たちに謝れ」と中に入れキレイなダンボールとタオル数枚を渡し亡骸を自分で拾い集めて箱に入れるよう促した(手袋は渡さなかった)

理由はこうだ、2日ほど友達と旅行に行ったけど帰ってきた後も気持ちが盛り上がりなんとなく帰りたくなくなった、そのままズルズルと友達の家に泊まり1週間ぐらい経った頃に猫ちゃんたちのことが気になったけどもう怖くなって余計に帰れなくなった、ということだった。

ゴミ部屋でペットを飼ってる人は多い、世話をしきれずペットが原因でゴミ屋敷化した人もいる。
ペットショップの衝動買い戦略にはまってしまっただけと笑えないです、世話ができないなら買わない、部屋の管理もできないのに犬猫は絶対に買えません。
この記事とよく似た例はいくつかあってこれは虐待と一緒だろと思うことも多いのです。

汚部屋系清掃業者は二択。まごのてかそれ以外か

 

ペットの糞尿系ゴミ屋敷

神奈川県横浜市磯子区の団地でゴミ部屋の片付けを行いました、ゴミの種類はいわゆるコンビニ系でおよそ3年溜めたというもの、床面は山積みというカンジではないが一面に広がってる状態。

問題はゴミではなくこの中で大型犬を2頭飼っており糞尿がすさまじい状態でした、はっきり言いますが部屋をキレイに維持できない人はペットを飼うべきではありません。

とにかくひたすらゴミを取り固まった犬分を取り床をポリッシングしオゾン脱臭を行いましたが床や壁の傷みはどうすることもできず見ようによってはさらに悲惨な感じです、ゴミ部屋は部屋を傷めます、おそらく退去時は莫大な請求が来るのではと思います。

ペットを飼っていた部屋の臭いを消す方法

犬屋敷の片付け動画

犬や猫、ペットも孤独死

高齢者がペットを飼ってる確率はけっこう高い、犬猫はもちろん小鳥やハムスターなどさまざまです、もちろん犬猫が断然多い。

ペットと2人暮らしだとした場合、飼い主がもし家で突然死したり外出先で事故にあい長期間家に帰れない、というようなことを想像したことがありますか?

埼玉県越谷市松原の住宅街にあるマンションで孤独死が発生した、死後1ヵ月近くは経過してるだろうということでした、ご遺族からの連絡だったのですが遠方のためどうしても立ち会えないという。

鍵は開いてるので入ってくださいということだったので中に入ると聞いていた死後日数に対して異臭濃度が高く感じられた、また腐乱臭とは違う少し質の違う臭いでもあった、経験上こんな場合は人から出た遺体痕だけではないことが多い。

つまりペットの遺体もあるはず

今回の場合も遺体痕周囲にあった毛布に同化するがごとく中型の犬が亡くなっていた、すでに腐乱が始まっており処理は困難そうでした(動物遺体がなぜ処理が難しいかは割愛します)

おそらく亡くなってもの言わないご主人の顔を舐めてたんだろう、体に温かみのある間はピッタリくっついてたのかもしれない、そして水と餌がなくなって自らも息絶えたということです。

なぜ警察はペットの遺体を引取らないのか?

これはよく聞かれるのですが法律上ペットはモノ扱いです、ですからたとえ生きてたとしても保護する義務はないというのが法律上の建前です、ただ生きてるペットを見捨てた例はあまり聞いたことはありません、警察官もそれはモラルの問題として考えてるようです。

 

ゴミ屋敷片付け業者はそう多くない

猫屋敷の惨状。片付けられないなら飼ってはダメ

片付けられないなら飼ってはいけない

汚部屋系の中でもそこにペットが加わると最もひどい状況となる、いわば『最強のゴミ屋敷』となってしまいます。
その中でも猫ちゃんは部屋の汚染度が最上級です。

躾をされてない猫ちゃん+ゴミ屋敷化した部屋はどうなるか?

・ところかまわずおしっこをするため床や壁まで浸食されてる。
・ゴミと糞尿が混じりあいゴミ質が悪くなる。
・臭いがひどい
・ハエ、ゴキブリが大量発生する。
・衣類や家具など継続使用に耐えれない。

このようにいざ片付けようとしても今まで片付けやお掃除をしなかった人にとっては至難のワザとなるのです、我々のような片付け業者に依頼するにしてもこのような条件の場合、金額面でもアップし作業的にもかなり大規模に施工しないといけないことが多いです。
 

完全に部屋をキレイにするには特殊清掃並みの作業をする必要がある

壁や床はボロボロ、ハエやゴキブリが糞尿汚染をさらに広げる!

そして隣近所からの苦情も多く、それからやっとお片付けに対しての重い腰を上げるのでかなり汚染が進んでることも多いのです。

ゴミを除去し、水回りや床をいくらキレイにしても完全に臭いが消えることは少ないです、壁や床下に浸透していたり長年発し続けた臭い粒子が壁などに浸透してしまってるからです。

状況によっては特殊清掃並みの防臭処理を行わなければいけないこともあります。

ですが、そこまでの処理が必要であることをお伝えしても、皆さんピンときません『たかがペット』と軽く考えていて表面だけキレイにしておけばいいや、という方がほとんどです。

過去に数件、住人からの依頼で猫部屋を片付けその後に偶然管理会社や大家経由でその部屋を施工することになった事例があります。
その費用は最終的に元住人に請求されたのか保険で賄われたのか、大家さんが負担したのか知る由もありませんが、いずれもかなり大がかりな施工になったのは言うまでもありません。

正直言って孤独死があった部屋のほうが数倍施工しやすいです、遺体痕も流れて広がるのは一緒ですが、それはあくまでも遺体痕を中心とした限定的なエリアですが、ペットの場合は動き回りますから汚染が広範囲にわたるのです。

このことが、片付けられないなら飼ってはイケナイという所以です。
 

猫の多頭飼い系ゴミ屋敷片付け

埼玉県上尾付近では有名な物件だったようです。
ネコに限らずペットの多頭飼いが原因で部屋を傷めてしまってる例は多い、このお宅の場合も2DKのアパートに猫10頭を飼っておりそれらの糞尿+ゴミで大変なことになっていた。

当然近隣クレームもすごくオーナーから片付けないなら強制退去と勧告を受けてる状態でまさにギリギリの崖っぷち、ただこのアパート自体はペット禁止でもなく荒れた状態をストップすればなんとかしのげるのかもしれない(たぶん10頭もの多頭飼いのことは知らないと思う)

部屋は三階にあるにも関わらず1階にまで臭いがある、ただ他の部屋でも飼ってると思うので対象の部屋かどうかはわからない、階段を上がっていくとその臭いは濃度を増す。

玄関の前にはゴミやガラクタが散乱しハエも飛び回ってる、その様子からも中がどんな状況なのか察しがつくというもの、案の定中はゴミも多いのと糞尿の堆積で見ただけで作業が難航することが予想された、そして金額も相当なものになった。

とにかくどんどんゴミを搬出し堆積した糞尿を除去したけど傷みと汚染は重篤であった、畳なんて完全にふやけてしまって使える可能性はゼロ、ここまで傷んだらどこまでやるかを考える必要があります、本来であれば賃貸の場合内装にかかわることをすべきではありませんがこのままでは根本的な解決に至りません。

依頼者と相談の結果畳は全部撤去し下地の防臭処理を行う、壁紙はすべて剥がし中に染みこんだ臭い粒子を除去する、ダイニングのCFも全部剥がして処理をすると特殊清掃並みの処置となりました。

ここで肝心なのは消臭処理と防臭です、床下は汚染された部分をふき取り臭いを封じ込めるコーティングを施す、壁も同じことを行い消臭の仕上げはオゾン脱臭を4日間行いました、正直オゾン4日は特殊清掃でも経過日数がかなり経過した案件で行う処理です。

すべての処理を終えてリフォーム工事会社にバトンタッチして完了となりました

掛かった日数:廃棄物処理とクリーニング1日 685,000円 畳、壁材、床材撤去と防臭2日+オゾン4日 360,000円
リフォーム工事3日 640,000円 


かなりの金額になりましたが強制退去となりオーナー側から弁金を求められたらこの程度で済まなかったはずですしまた新居の初期費用もかかったはずですので結果的には安上がりになったのではと思います。

ちなみに猫ちゃんは管理できる2頭だけを残しすべて里親が見つかりました、ペットもモノも自分が管理できる量しか所有してはいけないのです。

ゴミの中から猫ちゃんの白骨化遺体

多頭飼いしていた場合、いったいどれだけの頭数がいるのか管理しきれてなかったり、勝手に繁殖し増えてることがあります。
そして根本的なお世話をしていないのでこんな惨状になってることもあるのです。
 

【猫ちゃん白骨化|閲覧注意】啓発の意味も込めてあえて写真を掲載します

ゴミ屋敷の中から猫の白骨遺体

汚部屋でペット飼育は虐待

これを見てもまだ無責任に飼いますか?

猫屋敷のままにすることはペットに対する虐待そして近所に対しては公害である

●部屋をキレイに維持できないなら飼ってはいけない。
●世話ができないのなら飼ってはイケナイ。


すぐに部屋を片付けてキレイにし、飼える能力がないならすぐに里親を探す!多頭飼いで管理能力オーバーならすぐに管理できる頭数まで減らす!

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