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【三社見積】生活保護者宅のゴミ屋敷片付け

片付け業者探し
2022年03月19日

生活保護者宅のゴミ屋敷片付け

ゴミ屋敷化した部屋を片付けてほしい、でも生活保護なんでお金がない、どうにかななりませんか?

という相談を当事者本人からよく受けます。

ですが、やはりゴミ屋敷片付けはそれなりに高額ですから、それを支払うのはとても難しいです、よく分割支払いでお願いしたいと言われますが、生活保護者は新規の借金はできません、清掃代金と言えども分割払いにした時点で借金になるから、お請けするわけにはいきません。

そうなると解決手段は2通りです。

1.自分で片付ける。
2.行政に助けを求める。

自分でできるレベルなら迷わず(1)の方法で行うべきですが、では(2)はどういうことか説明します。

個人の家の中のことは基本的に行政機関はタッチしません、あくまでも自己の責任において管理すべきものだからです。

ですが、生活保護者の場合は内容によっては行政支援を受けて片付けることが可能です、ただしケースワーカーの判断次第です。

どのような場合に行政がタッチするのか?

1.部屋の状況が身体や命にかかわるレベルである場合。
2.著しく他人に迷惑をかけてる場合。
3.その他CWの判断。

個人宅のお片付けや清掃に公金を支出することの是非については、この際触れませんが概ね上記のような場合に適用されます。

では、どの程度まで金額が出るのか?
これも行政区やCW次第ですが、東京都で14万~40万円の支出が可能です。

ですから、生活保護でも場合によっては行政機関に相談することにより解決が可能です。

関連記事:ゴミ屋敷で疲弊する福祉の現場

生活保護担当者向け情報。部屋の片付け業者を選ぶ場合

まごのて、では月間10件程度生活保護の担当部署より、ゴミ屋敷片付けや特殊清掃の相談を受けます。

そこで必ず言われるのが、まずは見積りしてほしい。

行政機関が随意契約で業者選定をする場合はこのように、最低3社の相見積もりを行うことが大前提となっているからです。

ですが、こと部屋の片付けや清掃業者を選ぶ際には、この3社選定があまりに杜撰です。

まず、基本中の基本であることを考えていただきたいのです。

公金を支出するに値する業者なのか?

行政機関から受注するということは、いただくお金は税金です。
支払う側からすれば、支出されるお金は税金です。

その大切なお金を支出するにあたり、たいした下調べをせずに、たまたまネットで見つけただけの片付け業者3つを選んでませんか?

せめてレベルが同じ業者同士でないと3社見積もりの意味を成さないのではないでしょうか?

1.会社(事業所)としての実態の有無(社屋がアパートやマンション、駐車場など論外)
2.申告や納税状況。
3.雇用形態や各種保険の加入状況。
4.コンプライアンス遵守姿勢。

最低限このあたりのレベルを揃えないと、公金を出す意味すらないと考えます。

ごく普通の事業運営vs適当な事業者

どんな事業でも、原則に則ってやればやるほど経費は増大します、増大というより事業継続には必要な経費です、それを元に販売価格を決定します。

ですが、社屋を持たない、申告も納税もしていない、雇用もアルバイト、ゴミは不法投棄や不正処理、このような運営をしてる事業者と価格競争をしても表向きの価格は絶対に下回ることはできません。

行政機関がとにかく安ければいいというスタンスは、大きな間違いもしくは犯罪行為に加担してる可能性すらある、ということを知っていただきたいと思います。
 
行政機関がまごのてにゴミ屋敷片付けを相談する場合、三社見積から外していただきたいのが本音。
 

東京都の電子入札システムに参加しています

まごのては東京都の電子調達サービスに加入しています、これは土木建築業が入札事業者となるために受ける経営事項審査に該当する審査を通過しなければいけません。
これは安心と信頼を得ている何よりの証左です。

これを得ているということは、あらゆる面で基準を満たしていることの何よりの証明です、行政機関や福祉関係者が片付け業者を選定する際は、たとえ残置物の撤去程度の作業であっても基準が揃っていることに重きを置くべきです。

 

東京都23区内 K区、N区、S区は相見積もりなしで発注いただいてる理由

23区内複数区の生活保護課からは、ゴミ屋敷片付け案件では相見積もり一切なしで発注いただいてます。

その理由は簡単です。
前項で書きましたように、公金を支出するにふさわしい業者が近隣にないから

このあたりは、担当者や上席の意識の高さであると考えます。

そもそも行政は我々からすればいわゆる『お上』です。
お上は中央官庁から末端に至るまで我々を保護しけっして不利益を与えてはいけない存在のはずです。

都内某区などはすでに発注先が決まっているにもかかわらず見積書が欲しいがために平気で呼びつけ時間と労力を奪います。

上記のようにキチンとした戦いであればたとえ負け戦となってもいいのですが適当な担当者の認識や姿勢で振り回されるのはひじょうに困るのです。

行政が積極的にコンプラ違反に加担したり零細事業者の時間や経費を不当に侵害するのは厳に正してほしいと考えます。

株式会社まごのては作業質や技術力の高さはもちろん、コンプラ順守、納税義務、労務管理に至るまで従来のゴミ屋敷片付け、ゴミ部屋片付けとはまったく違うホワイトな会社運営うを行っています。したがって家なき子のような納税もしていないような片付け業者と三社見積の名目で競わすことは厳に慎んでいただきたい。

生活保護が孤独死した場合の特殊清掃

生活保護者が孤独死した場合その処理は誰が行いそして費用は誰が払うのか?

生活保護の方の孤独死が増えています、これ何年か前の国の政策によるものだと思うのですが(ホームレス支援の名のもとにアパートをあてがい生活保護を受けさせ自立を促すというもの)その人たちが高齢化し孤独死に至るというケースです。
あまり入居率の良くないアパートだったりそもそも事故物件などが活用されたようです、これはオーナーさんにとってもメリットがありました、まず家賃の取りはぐれがない、そしてこれはあまり公表できないかもしれませんが家賃扶助の上限いっぱいまで設定できる(23区で単身の場合51000円ほど)などです。

生活保護者なんだから当然生活保護(行政側)で出して貰えるんだろ、と考えてる方は多いのですが基本的には出ません。生活保護は亡くなった時点で打ち切り(廃止という)です。

葬儀費用は出るようですが部屋の片付けや特殊清掃費用は出ません、生活保護で孤独死ですから身内にたどり着く可能性も低くまた物件の保証人もついていない場合がほとんどです。

家賃保証の会社もここまでカバーしてる場合としてない場合があるようで経験したものだと残置物の撤去(遺品処理)は費用を出すけど特殊清掃費は出さないというケースもありました。

先ほど行政はお金を出さないと書きましたが経験上出てるケースもありました、これは各行政区の判断なのか裏技なのかはわかりません。

<まごのて>が扱った案件でも行政がすべて払った例はなく大半が物件オーナーか管理会社でした、ただ最近は物件の火災保険の特約で孤独死保険というものがあり保険代理店経由の依頼も増加してきました、これは1室あたりの掛け金も安くもしもの時の場合でも特殊清掃費はもちろん家賃保証や家賃下落分の補填まで付いてるものもあるようです。

生活保護者で単身となるとこのリスクが増大すると思います、物件の火災保険がこの事態に適応するのかどうかはチェックしておいたほうがいいかもしれません。

生活保護者の部屋は荒れている、は本当か?
まごのてではゴミ屋敷片付けも事業の柱として行ってます、その中には生活保護者もいます。
本人からの相談の場合もあればケースワーカーの場合もある、生活保護だから部屋が荒れるということはありません。

孤独死で発見された生活保護屋の部屋の場合、感覚的には半々というところです、極端にモノも少なく整理整頓が行き届いてることもあるしその真逆でモノは多いわゴミだらけだわという場合もある。

あるアパートオーナーさんの話だと『生活保護者は部屋をキレイに使わないから入れたくない』というのを聞いたことありますが、たぶんゴミ部屋にするという意味だと思いますが、こんなの一般の人も一緒です。

自殺者の部屋は荒れているは本当か?
自殺者の部屋は汚いとか荒れているというハナシはよく聞きますが実際にどうなんでしょうか?

結果から言いますと自殺者だけに限って言えば五分五分です、いわゆるゴミ部屋状態のこともあれば逆に完全に身辺整理をしたのではと思うぐらいキレイなこともある。

孤独死の場合はどうなのか?これは微妙なとこですが若干荒れ気味のところが多いです、孤独死=孤立化という図式は好きではありませんがこのサイトにも書いてるように。

【孤独死する可能性が高い前兆】
・ご近所さんとあいさつをしない
・地域コミュニティに属していない
・趣味を共有できる仲間がいない
・布団をたたまずに敷きっぱなしにしている
・家電が壊れても処分しない。同じ家電を複数個持っている
・ゴミを捨てない、掃除をしない
・食生活が乱れ、室内にはコンビニ弁当の空き箱、お酒の空き瓶が散乱している
・ゴミ屋敷化している

特に後半の5つはまさにゴミ部屋住人の行動パターンです、部屋が荒れることと孤独死や自殺の因果関係は正直わかりませんがある記者の方の話によると富士の樹海で見つかった自殺者で身元がわかり家まで判明した人の7~8割がゴミ屋敷化していたということです。

部屋は心の写し鏡とも言いますから精神的に追い詰められ苦しい時ほど片付けてみる、掃除してみるというのは意外といい方法なのかもしれません。