片付け業界最新情報

ゴミ屋敷が発する異臭で近隣クレーム

ゴミ屋敷・汚部屋
2019年06月25日

ゴミ屋敷が発する異臭で近隣クレーム

まごのてへの一番最初のコンタクトが隣人からという変わったパターンでした。
場所は地下鉄丸ノ内線新中野駅に近いマンション、このあたりは商業地域と住宅地が混在する地域です。

隣がゴミ屋敷状態なのは知ってたが最近臭いがきつくなってきたことと、玄関前のハエも増えて困ってるというご相談でした。

この場合は私たちじゃどうすることもできないのです、その方いわく訪問して片付けるように進言してくれないかというのですがそれも出来ません。

私たちが動けるのは本人かもしくは身内や管理会社などからの場合だけです、たとえその場合でも本人の承諾なしにはティッシュ1枚捨てることはできません、それと支払元を特定する必要もあるからです。

一応どんな状況か見るだけでも見てアドバイスしますと近くに行ったついでに寄ることにした、現場はごく普通の7階建ての賃貸マンション、まずは相談してきた隣人の部屋を訪ねる。
対象の部屋はその一つ先の扉ですがかなりイッてるのが外から出もわかる。

お隣さんの部屋からチェックすると閉め切ってるから直接の異臭は感じないが、リビングの窓を開けた途端空気が変わった。
漂う空気は完全にゴミ部屋のそれだ、しかも隣から見てわかるぐらいハエが飛び回っていた。

玄関付近とベランダ越しに見るカンジからレベルは相当、猫などを飼ってる様子はないけど有機系ゴミの腐敗臭が充満している。

管理会社にも当然話していてそれなりに動いてくれてるようだけど全然相手にしないらしい、隣人だけじゃなく他の住民も区役所や保健所、警察にも相談したらしいけどどうにもならないと嘆いてました。

突破口は管理会社しかありません、だからと言ってこちらから管理会社にどうこう言うわけにもいかないので「今の時点では私たちはどうにも動けません、もし隣の人が片付けると言ったらまた連絡ください」と言うにとどまりました。

この相談を受けたのはおよそ2年前、たまに現場近くを通る時にベランダを見てみるけど未だに片付けた形跡はない

このように周囲からの相談でなんとかしてほしいという相談はたまにあるのですが少なくとも関わった件で成立し片付けた例はほとんどありません(分譲の管理組合経由での成立は2件ぐらいある)
ゴミ屋敷片付けの難しさはこれです、本人がどうにかしようと思わない限り絶対に前に進まないのです。

ゴミ屋敷の片付けの相談はこちら

中野区のマンションゴミ屋敷

 

ゴミ屋敷は近隣トラブルに発展する可能性がある

ゴミ屋敷(ゴミ部屋)は近所トラブルに発展する可能性が大です。

外にまでゴミが溢れてる戸建てははよくテレビなどでも放送されますが、騒いでるのは近所だけという状態がほとんどで、当事者は知らん顔です。

現行の法律では、個人の敷地内は一切手出しができない、それを盾にしてるのかどうかはわかりませんが、ゴミ屋敷の当事者は『資源だ』『イザという場合に』と全く耳を貸しません。

法律的な問題、本人がゴミではないと言えばゴミじゃない。
このような理論で、近所の方が快適に暮らす権利を奪われてる図式はいかがかと正直思います。

マンションの場合、実はもっと深刻です。
壁一枚隔てたすぐ隣には、ごく普通の暮らしがある、廊下やエレベータなど共用部もある。

頑張って頭金を貯め、30年を超えるローンを組み、やっと手に入れたマイホームなのに、もし隣がゴミ屋敷化し異臭まで漏れてくる始末だとどうでしょうか?

マスコミなどの論調では、ゴミ屋敷の当事者ばかりにスポットが当てられ、やれ支援だ、やれ病気なんだから、と庇護するものが目立ちます。

2018年横須賀市で行政代執行が行われたゴミ屋敷について、吉本新喜劇の小藪さんは、確かにこの住人は周りに迷惑をかけているが、ちゃんと真面目にできる人の発想だけで責めてはいないか。

同じ番組に出ていた便利屋の代表は、事情は人それぞれで、片付ける動機がないという方、天井までゴミで埋まっていても"どこにゴミがあるの"という方もいる。コミュニティの変化、住まいの変化、経済状況の変化など、その人の人生が絡まっている。いかに歴史を紐解いて、共感してあげられるか。心をスッキリさせ、生活習慣をどう変化させていくかが一つのカギで、そこまで踏み込まなければ根本的な解決にはならない。

これらの意見は半分正解で、まごのての作業スタンスも当人の背景から探り、根本的解決を目指してはいます。

ですが、周囲が不快、迷惑になっているならば、そんな悠長なことは言ってられないし、真面目に出来る人の発想だけで責めてはいけない、なんて言ってる場合じゃないのです。

近隣が不快に思っている、資産価値の低下などが起こっている、通学路など近隣住民の生活の変更が余儀なくされている。

こんな状況なら、本人の意見や主張は参考程度にとどめ、絶対的多数の意思を優先すべきと考えます。

ゴミ屋敷(ゴミ部屋)は思いのほか迷惑を掛けている

ゴミ屋敷状態は当人が考える以上に周囲に迷惑をかけてます。

1.臭いの問題。
2.ゴキブリやハエなどの害虫の発生。
3.景観や治安の悪化。
4.近隣の土地の価格低下(資産価値低下)

マンションの密閉された空間でも、臭いや虫の発生は起こります。
外にゴミを積み上げてる戸建てでは、資産価値の低下が周囲にまで及ぶことがあります、通学路の変更を余儀なくされたところもあります。

ゴミ屋敷が近くにあることで、家の買い手が付かなかったり、賃貸の入居者が集まらないこともあります。

気付いてないのは当事者だけ。

各自治体で施行が増えてきたゴミ屋敷条例程度では対応できないところまできています。

ゴミ屋敷は迷惑源

ゴミ屋敷が発する異臭や害虫の問題を素早く解決

空き家や放置物件のお片付けはこちら