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他社の特殊清掃手直し【孤独死現場の異臭】本当の原因は別の場所

片付けお役立ち情報
2022年03月29日

孤独死現場の特殊清掃失敗例2選

特殊清掃業者を入れたが臭いが取れない、臭いがすぐ戻ってくるという相談も当然あります。
この記事は他社の特殊清掃手直し事案を2つ書いてみます。

まず1例目は千葉市内の古めのマンションです。
死後およそ1ヶ月で発見されご遺体のあった場所は2DKの部屋のおそらく寝室としてた場所でということでした。

すでに壁紙も剥がされていますし、まだリフォームに着手していない床は一部が剥がされ下地の処理までされておりぱっと見た目は適当な処理をしたように見えません。

ですが管理会社の担当者が言うように確かに部屋全体に異臭が漂ってます。
ただ腐乱臭のそれとは少し違いなんとなく生臭いような感じの臭いです、いわゆる孤独死臭ではありません。

遺体痕のあった場所など再度ヒアリングし特殊清掃した周辺をくまなく見ましたがこれ!という原因は見当たりません。
検索範囲を確認し他の部屋もチェックしていくと玄関入ってすぐのダイニングキッチンとユニットバス付近の異臭濃度が高いようです。

ですがここは遺体痕もなくあまり関係ないはず・・・

台所の棚等を見回し何気なく排水溝のトラップを外すとかなり濃厚な臭いが上がってきました。
封水切れかとも思いましたが直感的にそれではないと察し雑巾をゆっくり入れて届く範囲だけ拭ってみると血液らしき汚れが付着しました。

仮説ですが、おそらく故人は亡くなる少し前から体調不良を感じており何度か吐血した、当然軽く水洗いはしただろうけど排水管内のカーブに付着した、その付着した血液が腐敗し始め臭いが出ていた。

室内の排水管高圧洗浄と屋外の排水升の高圧洗浄と室内の空間除菌とオゾン燻蒸を提案しその処理を行なったら臭い戻りはなくなりました。

この現場は先に残置物を撤去しその後に特殊清掃業者が入ったそうです、その間水を使うことはなかったのだろうか?

キッチン排水管の奥に吐血痕があり臭いを発し続けていた珍しい事例。

浴室の排水管を詰まらせギブアップした特殊清掃業者

東京都板橋区の戸建のお風呂で孤独死は発生、死後日数は5日程度ということでしたが浴槽が保温状態だったため腐敗は激しかったようです。

葬儀会社が手配した特殊清掃業者が作業をしたようですがあろうことか沈殿物の処理をせずに栓を抜いてしまい詰まらせてしまったようです。

しかもその詰まりを解消することなくギブアップし飛んで逃げたということですから驚きです。

現地を見ると古いタイプの浴室で洗い場の中央に排水溝がありそこから溢れてる状態でした。

中央の排水溝から排水管洗浄高圧ホースで抜こうかとも思いましたが溢れた汚水を踏みつけることに抵抗があったので外の升からアタックすることにしました。

外の排水升から洗管ホースを入れ高圧で引くとすぐに抜けましたが髪の毛や小骨らしきものが詰まっていたようです。

その後浴室内の特殊清掃は無事終わり、同時進行で外側の排水管を最終升まで高圧洗浄しました。

遺体の一部が沈殿した排水升。
排水管の不備で臭いが出ることは多いので排水管高圧洗浄は特殊清掃においては必須。

特殊清掃業者の真のスキルとは

最初の事例は特殊清掃業者が悪いと一概に言えない事案です。
実際遺体痕周辺はキチンと処理されていましたしまず完璧な特殊清掃ではと感じました。

私たちが特殊清掃をやったとしても見落としてた可能性は高かったと思います。

この事案以降排水溝付近のチェックは必ず行なうようにしました。
やはり孤独死するということは体調に何らかの変化があって吐血等があってもおかしくありません。

2例目は言語道断です。
着手した仕事を途中で投げ出すなんて特殊清掃じゃなくても絶対にあってはいけないことです。
葬儀会社からその会社名を聞き検索してみるとサイトはめちゃくちゃ立派でした。

ただあまり名前は聞いたことがなく、新規参入と思われますがサイト上に書いてる実績はすごい数でした・・・

そしてお決まりの◯◯認定協会所属・・・
通信教育で習った知識程度では現場では何の役にも立たないという典型事例でした。
 
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