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片付けや清掃費用についての記事はどうして似ているのか

片付けお役立ち情報
2022年02月19日

部屋の片付け費用の【相場】とは?

部屋の片付け業者を探す際のキーワードで『部屋の片付け 業者 費用』や『ゴミ部屋片付け 料金』などのキーワードを使うと思いますが、その際にだいたい上に出てくるサイトって似たようなタイトルが並んでるのにお気づきですか?

広告エリアは別として下記のようなサイトが出ます。
 

部屋の片付け業者って気軽に頼んで良いの?料金相場や気をつける点を解説!

汚部屋片付け業者の料金相場

家一軒の丸ごとの片付け費用と、片付け業者を安く使う5つのコツ

ゴミ屋敷の片付け費用相場は1R3万円~!費用を安く抑える4つのコツ

これらの不思議なことは中身がほぼ同じであることです。
『相場』『〇つのメリット』などタイトルの構成も似ているのですが内容もちょっと文章をいじってる程度で判で押したように同じ内容です。

部屋の片付け業者に依頼する場合の費用の相場。1R3万円~1DK5万円~2LDK13万円~3LDK19万円~。こんな料金表は信用してはいけません。これらは片付け業者が書いた記事ではなく素人のライターがGoogle検索エンジン対策で書いたものにすぎずユーザーファーストを満たしていません。

このような表がついており1ルームならこの価格帯、戸建てならこの価格帯とゾーン分けされていてこのゾーンを上回るようならぼったくりもしくは悪徳な片付け業者としています。

片付け業者を利用したことがある方ならわかると思いますが、特にゴミ部屋や汚部屋の片付けや清掃の場合は必ずしも部屋の広さは関係ありません。
1Rや!DKでも30万円よりはるか上(40万~80万円)はあり得ますし、大豪邸の戸建てでも5万円の作業なんてこともあります。

行う作業内容やゴミの量や質、家族構成や生活スタイル性別でも違ってくるのです、ですから十把一絡げにこのような表で『相場』を表すことは本来できないのです。
 

素人ライターが書いた片付け記事は信用に値しません

これは今から4~5年ぐらい前に流行ったGoogle検索エンジン対策のようなものです、とにかく長文を詰め込み数字や表、グラフを入れ込むことがGoogleの評価が上がるという時期がありました。

特にGoogleが好んだのは数字が入ってることでした、片付け業者を使う5つのメリットと3つのデメリット3LDKのゴミ屋敷を片付ける際の5つのポイントなどです。

これ自体はサイト運営上の戦略ですから別にいいのですが、問題はどうして中身が同じなのかです。

おそらくですがかつてこのような記事を量産するにあたり(オウンドメディアと言います)素人のライターが元記事を書き(ココナラやランサーズ)それをリライトして広まったのではと考えます。

Googleはユーザーファーストを掲げるようになりこのような量産記事や薄っぺらな内容はどんどん弾くようにはなってますが個別の事案や特殊な案件(清掃や片付けも含む)では比較検討のしようがないから未だに中身のない記事が出回ってます。

よく見ればわかるのですが自社でサイトを管理している比較的業歴の古い片付け業者ではこのような金太郎飴のような記事はほとんど見かけません。

ゴミ屋敷片付けや汚部屋掃除というのはひじょうにデリケートなものです、相談する方は相当な勇気を振り絞って電話なりメールするのです。
そのような背景や心情を考えることなく素人ライターが書いた記事を鵜呑みにすることはどうかお止めいただきたいと考えます。

ゴミ屋敷片付けや汚部屋掃除費用はその業者オリジナルの記述があるかどうかが重要です。
ゴミ屋敷やゴミ部屋片付けのお問合せフォームです。部屋の写真を添付するだけでお片付け費用がわかります。

片付けで確定料金を表記できない理由

部屋の片付け(ゴミ屋敷や汚部屋も含む)やハウスクリーニング、特殊清掃、不用品回収などの業者サイトの料金案内ではこの『~』という表記がされています。

例えば
トイレクリーニング8,000円~ 
ゴミ屋敷片付け1部屋3万円~
不用品回収タンス1竿3,000円~

まごのてのホームページでも料金案内はこのような表記になってます。
以前どこかのサイトでこの『~』で書いてるところは避けるべき、悪徳業者の可能性がありますと書いてるところがありました。

確かに『~』表記だとその前に記載の数字はミニマムで上限は青天井のように思われても仕方ないかも知れませんが清掃やリフォーム、引越、家屋の修理などはどこもこのような表記をしています。

どうして曖昧に見えるこの『~』が横行しているのかをご説明します。

片付け1室3万円トイレクリーニング8千円~のナゾ

株式会社まごのての例でご説明いたします。

汚部屋ゴミ屋敷のハウスクリーニングというサイトがありますが、このサイトでの料金案内はトイレクリーニング15,000円~と書かれています。

(A)千葉県鴨川市でゴミ屋敷片付けを終えた後のトイレのクリーニングだけしてほしい。
(B)東京都江東区でゴミ屋敷片付け後のトイレクリーニングをしてほしい。
(C)神奈川県川崎市のアパートで詰まったトイレをそのまま使い全体的に糞尿汚れがある。
(D)埼玉県川口市のマンションでトイレ内で孤独死が起きたので清掃してほしい。


どれもトイレ掃除です。
(A)と(B)は全く同じ状態(汚れ方やトイレ自体の広さや形状)とした場合同じ15,000円で可能でしょうか?

当然違います、鴨川と江東区じゃ距離が違います、ひとつの仕事にかける総時間単価が変わります。
したがって実務上は(A)10,000円(B)25,000円となる可能性はあります。

(C)(D)も当然15,000円でできるはずもなくそれ以上の料金提示となります。

つまり部屋の片付けはハウスクリーニングの場合は現地までの距離や汚れ方(状況)によって変わるということです。
ひとつひとつの事案ごとに料金提示が出来ないから経験則でミニマムもしくは平均値で表記するしかないということです。

なんとか確定の料金をサイト上でもお知らせ出来ないかと模索した時期もありましたがゴミ屋敷にしても特殊清掃にしてもまったく同じ現場はないことからこのような『~』という書き方しかできないという結果になりました。

裏側を少しだけお知らしますと、~の前に付ける数字は極めてミニマムの数字であることが多いのです。
これもまごのてのサイト群の中の部屋の除菌消臭のサイトの中の料金表に臭いレベル軽から中(部屋の広さ15~25㎡)の消臭料金は4千円~1.2万円となっています。

これも極めてミニマムの表記です、これはオゾンを使った消臭の料金ですが想定しているシーンはまごのてでゴミ屋敷片付けや特殊清掃を行った場合にオプション的に本作業を行った場合です。

もちろんこの事例の場合は上限も書いてますのでミニマムで施工可能と誤信させることはありませんが作業工程上またはサイト運営上このようにならざるを得ないこともあるのです。

1Kアパートのいわゆるゴミ部屋でも下はそれこそ3万円未満上は50万円超もあるのですから1Kのお片付け3万円~50万円とは書けず3万円~となってしまうのは致し方ないところです。

常識的に考えていただければわかりやすい

片付けや清掃業務というのはいわゆる労働集約産業です。
人手(人件費)が占める割合が大きい業界です、清掃業界だけではなく土木建築業や運送業も同じです。

つまり表記されている費用の大部分は人件費(作業費)であるということです。
年収400万円のスタッフでも1日あたりは会社側から見た場合2.5万円程度の経費がかかります。
その他直接的には機材損耗費やゴミの処分費、消耗品費などが必要になるのですからどんな小さな作業だとしても1名当たり半日2万1日なら4万円を稼ぎ出す必要があるのです。

かつてゴミ部屋片付け作業後の支払い清算の際にさんざんゴネたお客様がいました、理由は14時頃に完了したのですが作業開始からまだ5時間しか経っていない、3名来てるが2名でも良かったのではないか?だから作業費部分の9万円を5万円にマケろと言うのです。
それでも1名当たりの時間給は3千円以上になるという理論です。

このような主張はわからなくもないですがそう思うのならココナラなどの素人を直接雇うか時間制の個人の便利屋にでも依頼すればいいだけのことです。

若干逸れましたが『~』表記の裏側にはこのような側面もあるのです。