汚部屋クリーナーみなみのブログ

  • モノは行くべき先を選ぶ
    投稿日時:2016/02/03
    鬼は~外ですの。

    2月は逃げる3月は去る、などと言いまして年度末の2ヵ月は早く進みます、早くも今月中盤ぐらいから引越関係の片付けが始まる。

    ゴミ部屋片付けも実家のお片付けも依頼者が誰であろうと部屋の主はいるわけでヒアリングの上完成形を擦り合わせそれを目指して進めることができます、要不要選別も本人の意見を聞きながらだからそんなに難易度は高くない、探し物もけっこう見つかることが多い。

    部屋の主が居ない遺品整理や特殊清掃はそうはいかない、ほとんどの依頼者はどこに何があるかわからない、何を持ってたかも知らない。



    「たぶん何もないと思います、この有様ですから」そう言って全てを処分の指示を出し鍵を渡してどこかに行かれました、母親の部屋だと言うが依頼者の態度からかなり疎遠になってたみたい。

    内容はゴミ部屋+遺品整理、例え全捨て指示でも私たちは必ず細かくチェックします、たしかに大きなお金や証券類は出てくる兆しはありません、小銭やあまり残高のない通帳は比較的わかりやすいところにありました。

    作業も半ばに差し掛かったときに押入れの天袋の奥に引越しのダンボールを発見、全部で3つあり空けてみると子どもの書いた絵とか古い日記のような物とか通知表とか、全部が同じようなものでした、どうやら子どもたちが小さいときのモノのようです、依頼者である娘さんの名前もありました。



    こんな場合は箱ごと取置いて判断を仰ぐのですがなんとなく気になって中をチェック、すると奥底のほうに風呂敷包みがありました、中には小さな宝石箱に入った立て爪のダイヤの指輪、通帳と印鑑、そして手紙
    全ての箱に同じような包みがありました。

    依頼者である娘さんを電話で呼びその箱を見せ風呂敷包みを見せたのです、手紙を読む指先が震え目に涙をいっぱい溜めて「お母さん」とつぶやいたのでした、たとえ疎遠でも娘たちに少しでも何かを残してあげたいという親心だったのでしょう、聞けば依頼者が高校生の時に家を出て以来30年以上も音信不通だったらしいです。


    ゴミしかない、全部捨てると思っていても遺されたモノたちは意志を持って行くべきところに行きます、この例はちゃんと箱に入ってたけどそんなことは極めて稀、ほとんどの場合とんでもない場所から出てくることが多い、そんな時でも私たちはちゃんとピックアップする、それは見つけるんじゃなくてモノが主張してるのを感じれるかどうかだと思う。

    この春引越を予定してる方、そろそろ計画を立て始めましょう、あと2ヵ月もあるなんて思ってると意外と早いよ


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